これから出産を控え、陣痛バッグや入院バッグをそろそろ準備しようかという時、なにを入れればいいの⁈と悩みますよね。
そんな時にあると便利なものをまとめましたので参考にしてください。
陣痛バッグに必要な7つ
陣痛はいつ来るか分かりません。もしかして陣痛ではなく破水が先かもしれません。
妊娠後期になったら、面倒ではありますが、早めに用意しておくことをおススメします。
陣痛バッグに入れるものは、産院から指定された物があれば、指定のものは必ず入れるようにしましょう。
ちなみに私が病院から指定されたのは以下のものでした(参考までに)
・ワンピースタイプの前開きパジャマ(1着)
・大判バスタオル(1枚)
・フェイスタオル(1枚)
・産褥ショーツ(1枚)
上記は陣痛室に入る時に助産師さんへ渡すので、ひとまとめにするように言われました。
これ以外であると便利な物を7つ紹介します。
陣痛室で過ごす際、看護師さんや助産師さん、身内の誰かに頼んでもわかりやすく、取り出しやすいように整理しておくのもポイントです。
飲み物
ペットボトルの飲料でもいいですし、紙パックでもいいと思います。
陣痛という過酷な状況を乗り切るために、自分の好きな飲み物を用意するのも良いと思います。
病院内の空調によっては乾燥する事があるので、こまめに飲めるようにしておくとベストです。
ペットボトルのストロー
陣痛室では横になって過ごす事が多いです。そのため、ペットボトル飲料をそのまま飲むのはかなり困難です。
ペットボトルにストローを付けると、横になったままでも簡単に飲めて、こぼす心配もないので、オススメです。
後述しますが、入院中も活躍しますので、ぜひ用意してみてください。
100均でも手に入れる事ができます。
ペットボトルの中に入れる長いストローの用意も忘れないようにして下さい。
軽食
陣痛の間に小腹が空いた時にサッと食べられるものがあると便利です。
ウィダーやお菓子、おにぎりなどがあるといいと思います。
体力勝負なので、少しでも栄養補給出来るものを選ぶのがおススメです。
カイロ・うちわ
人によって違うと思いますが、私は陣痛中に、足首付近が寒くて寒くて、ずっと温めてもらっていました。
そのため、カイロがあると良かったな。と思っていました。
暑くてたまらない!という人もいるかもしれませんので、そんな方はうちわや、バッグの中でかさばらない扇子があるといいかもしれません。
テニスボール
陣痛中、お尻から何かが出てきそうになる感覚があったり、中からお尻を押される感覚におそわれる時があります。
しかし、まだ子宮口が全開ではない場合、いきまないように言われます。しかし、ひとりで我慢するのはかなり辛い!
そんな時にテニスボールでお尻をグッと押してもらうと、ラクになります。
髪留め・タオル
陣痛中に汗で髪の毛が顔に張り付いて気になったり不快に思わないために、ヘアピンやゴムなどの髪留めを用意しておくのがオススメです。
陣痛やお産で痛いのに、髪の毛に気を逸らされるとかなりイライラするので、ヘアゴムを手首につけておくだけでもしておくといいかもしれません。
汗拭きタオルとして、小さなハンドタオルでもいいので、枕元に用意しておくといいと思います。
リップクリーム
陣痛や出産中は口呼吸になりがちで、空調の影響もあり、乾燥しやすいので、取り出しやすい場所にリップクリームを入れておくとすぐにぬれるのでオススメです。
入院バッグに必要な11個
産後の辛い中で、少しでも快適な入院生活が送れるように、入院バッグも陣痛バッグ同様早めに準備しておきます。
破水すればそのまま入院になることがほとんどですし、陣痛もすぐに間隔が狭くなれば入院することになります。そのため、陣痛バッグと同時に入院バッグも揃えることをおススメします。
こちらでも参考までに、私が産院から指定されていたものを載せます。
- 前開きのパジャマ(3着)
- 授乳用ブラジャー(3~4着)
- 生理用(産褥)ショーツ(5着)
- タオル、バスタオル
- ガーゼ(5~10枚)
- スリッパ
- ティッシュペーパー(1箱)
- 洗面用具一式
- ハンドソープ
- コップ、はし、スプーン
- メモ帳、ボールペン
- 小銭
- 診察券、保険証
- 母子手帳
- 印鑑
私が入院した病院は、コップや箸を自分で用意する必要がありましたが、そうではない所もあると思うので、確認してください。
パジャマは、長めの前開きパジャマとズボンのセット、ワンピースタイプの前開きパジャマの両方を着ていましたが、断然楽だったのは、ワンピースタイプのパジャマです。
1枚で過ごせるのは楽ですし、診察する時や、助産師さんのチェックの際もズボンを脱ぐ必要がないので、自分の負担もかなり減ります。
洗面用具には、シャンプーやボディソープ、ヘアブラシ、洗顔や保湿用品、歯磨きセットなどです。
これ以外にも実際にあったら便利だった11個を紹介します。
小銭
病院から言われていたものにも書いていますが、小銭は何をするにも使えます。院内で洗濯する予定がある人は必ず用意してください。
洗濯する予定が無い人も、自販機や売店で飲み物や食べ物を購入する際、小銭があるととても便利です。
私が入院している時、他の患者さんが自販機で飲み物を買おうとしていた時、釣り銭切れなのか、職員の人に両替を頼んでいる所を目撃しました。
両替をお願いするのも申し訳ないですし、産後、少しでも身体を休めたい時に、待っている時間はかなりもったいないです。
今から少しずつ小銭ポーチに貯めておきましょう。
キャッシュレスで支払える所であればいいですが、全てキャッシュレスになっているとは限りませんので、念の為にも用意しておきましょう。
洗濯グッズ
ハンガー数本と洗濯用洗剤をいくつか持って行く事をオススメします。
入院中に面会制限があったり、病院が家から遠い場合、頻繁に荷物をお願いするのが難しい場合、洗濯を自分で病院内でする事になります。
私が入院していた病院はコイン式の洗濯機と乾燥機が置いてありました。
洗剤は各自で持っていかなければなりません。私は持参を忘れてしまったので毎回水洗いしていました…。
そんな事にならないように、洗濯用洗剤を用意しておきましょう。
今はジェルボール☆があるので、何個か持って行って、洗濯と一緒にポンと入れて回すとラクかと思います。
また、乾燥機が使えなかったり、少しでも節約したい時は自分のベッド周りで乾かす事になりますので、ハンガーがいくつかあると便利です。
毎日の洗顔やシャワーの後に使ったタオルをかけて乾かしておくこともできるので、洗濯をしない方もハンガーは1つあると便利です。
折りたたみ式のハンガー☆も売られています。旅行の際にも活躍しそうです。
母乳パッド
病院からの持ち物にはなかったですが、母乳パッドは必須です。
授乳をしていると、授乳していない方のおっぱい からも母乳が出てくるので、パッドを付けていないとブラがびしょ濡れになります(入院中はまだそこまで母乳が出ないかもしれませんが…)
また、寝ている時など、授乳していない時でも母乳が少しずつ出ているので、気が付いたらパジャマまで濡れていた!なんて事にならないためにも、母乳パッドを装着しておくことをおススメします。
母乳が出るか分からないから、たくさん買いたくない…。という人は西松屋で、マタニティ限定でもらえるセットの中に母乳パッドが入っているので、妊娠中にもらっておくといいと思います。
S字フックと小さなバッグ
ベッドの柵に引っ掛けて使います。
産後、普通分娩でも帝王切開でも、ベッドから起き上がるのが辛い時、できれば寝たまま色々な事をしたいですよね。
そんな時にベッドの枕元にS字フックに小さなカバンをかけておけば、カバンの中にスマホやイヤホン、飲み物などを入れておいて、すぐに手に取ることができます。
長い充電コード・延長コード
枕元でスマホを触りたい人は必需品です。
コンセントが近くにあるとは限りませんので、遠い場所にあった場合、充電しにベッドから移動しなければならず、とても不便です。
延長コードか、長い充電コードを用意しておけば、ベッドから移動しなくても充電することができます。
私はこちらの充電コードを注文して、一番長い3メートルのものを病院に持って行って使っていました。
3本セットなので、ほかの物は自宅で使うこともできます。
着圧ソックス
産後、嘘みたいに足がむくみます。
授乳中やオムツ交換などでずっと足を上げていられず、むくみがひどくなる時があります。
着圧ソックスを履く事で少しでもむくみを取ると、スッキリして良いと思います。
ただし、助産師さんや看護師さんに使わない方がいいと言われた場合は使用をやめましょう。
お菓子
産後、授乳をしていると、とてもお腹がすきます。病院食が足りなかった時や、小腹が空いた時にお菓子があると助かります。
売店や自販機にも売られていますが、部屋から出るのがツラいときや、動きたくない時が増えると思うので、少しは持参することをおススメします。
安眠グッズ・イヤホン
赤ちゃんが眠った時にママも休みますが、病院の中でなかなか眠れないかもしれません。そんな時に安眠グッズがあると入眠しやすいですし、リラックスもできます。
みみほぐや、ほっとアイマスクは使い捨てで使えるので、気軽に使うことができます。
授乳で肩が凝ってしまう場合もあるので、肩を温めるグッズもあるといいかもしれません。
個室であれば不要かもしれませんが、個室ではない場合、テレビを見たりスマホで音楽を聴いたりする時にイヤホンがあるといいと思います。
ペットボトル飲料
病院の中にウォーターサーバーなどがあれば不要かもしれませんが、出歩きたくない(痛くて出歩けない)時や、好みのものが飲みたい時は、あらかじめペットボトル飲料を用意しておくと良いです。
私の経験ではありますが、授乳すると、ものすごく喉が渇きます!
普段水分は意識しないととらない私でしたが、産後の授乳を始めたばかりの時は特に、今まででは考えられないぐらいのペースで水分をとっていました!
今までは1日に500mlのペットボトル1本飲めばいい方でしたが(少なすぎる)、入院中は1日に500mlのペットボトルを2〜3本は飲んでいました。もちろん病院食についてくる紙パックの牛乳や野菜ジュースなどの飲み物も別で摂取していました。
それぐらい喉が乾くので、ペットボトルの水分は持参する事をオススメします。
2リットルのペットボトルからコップに入れて飲むのもいいですが、産後すぐは起き上がるのもつらく、重たいものを持つこともままならない事があるので(帝王切開だと特に!)500mlのペットボトルをたくさん用意しておきましょう。
ここでも、陣痛バッグに必要なもので紹介した「ペットボトルのストロー」が活躍しますので、ペットボトルのストローは必須です。
退院時の服・メイク用品
入院する時に私服を着ているとは限りません。夜中寝ている時に大量に破水してしまったら、パジャマのまま着替えられずに入院する事も考えられます。
その場合、退院する時に、入院した時に着ていた服を着る事ができません。
退院前に面会や手荷物預かりなどで、家の人に服を頼んでもいいと思いますが、旦那さんや家の人が自分の服を詳しく知っている事って少ないですよね。
そんな中、あれこれ指示を出して持ってきてもらうのはかなり大変です。そのため、念の為に入院バッグの中に、念のためではありますが、退院用の服を入れておくといいと思います。
入院バッグがかさばるのが嫌な人は、家の中の分かるところに1セットにまとめて置いておくといいかもしれません。退院前や入院中に荷物として持ってきてもらう時に、アレコレ指示しなくて良いので楽になります。
また、退院するときにメイクをしておきたい人は、メイクポーチを入院バッグに入れておくのを忘れないようにしてください。
ヘアゴム
髪の毛が長い方は、授乳のときに髪の毛が邪魔になるかもしれません。
初めて授乳すると、飲めているのかなと心配になったり、全然咥えてくれないと不安になって下を向きがちです。
そんな時に髪の毛が落ちてくると授乳に集中できないですよね。
少しでも授乳のストレスを減らすために、ヘアゴムを1つ用意しておくのがおススメです。
番外編*あってよかった備え
陣痛・入院バッグとは別に、気持ちの準備とアプリを紹介します。
検診に行ってそのまま入院
私の体験にはなりますが、1人目の出産の時に、検診に行って、そのまま入院になった事がありました。
詳しくはこちらの記事で書いていますが、一度も家に帰ることができずに入院となってしまい、泣きそうになりました。
これから検診を受ける妊婦のみなさんには、もしかしたら…。と心構えしておいてほしいと思います。
順調な妊娠生活が1番ですが、何があるかがわからないのが妊娠ですからね…。
陣痛アプリ・授乳アプリ
陣痛が始まると、看護師さんや助産師さんから「陣痛の間隔はどれ位ですか?」と聞かれます。
しかし、陣痛の痛みの合間に前回は○○分で、今回の陣痛は○○分に終わった…。と覚えたりメモしたりする余裕はハッキリ言って、ありません。
そのため、事前に陣痛計測のアプリをインストールしておくことをおススメします。
陣痛アプリであれば、妊婦さん本人でなくても、付添いの人にタップして記録しておくことができますし、勝手に陣痛の間隔を測定してくれるので、助産師さんに間隔を聞かれた際にすぐに返事をすることができます。
私は1人目の時に不慣れだったので、助産師さんにスマホを渡して、確認してもらっていました。
陣痛アプリのなかには、10カウント(胎動カウント)も一緒になっているものもあるので、妊娠中から使うことができます。
そして授乳が始まると、2~3時間おきに授乳しなければならず、前回いつ授乳したっけ…?とならないためにも、アプリで記録しておくと便利です。
授乳中も、授乳の時間を計測できるので、○○分は飲ませたいなと思っている時や、授乳開始してから何分経過したかな、と確認したい時にとても役に立ちます。
授乳以外にもおむつ交換の記録もできるので、しばらくうんちをしていないな。といったこともわかるようになります。
出産は人生での一大イベントと言って過言ではありません。
何が起こるかわかりませんが、事前に準備して備えられるものは備えておきましょう。
より快適な出産・入院ができるようにしていきましょう。
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