新潟県旧山古志村が発行しているNFTをご存知ですか?
魅力あふれる「NishikigoiNFT」についてご紹介します。
Openseaでの購入方法や転売方法も載せましたので、他のNFT売買の際にも参考になるかと思います。
3rdセールが決定しました!最新情報はこちらです!
では早速NFTの説明や、初心者でも簡単に購入できる手順をわかりやすくご紹介していきます。
NishikigoiNFTの概要
NishikigoiNFTとは
新潟県長岡市にある旧山古志村(山古志住民会議)が発行するNFTのことです。
NFTとは日本語で「非代替性トークン」と言われます。
簡単に説明すると、データの改ざんなどが非常に困難で「安全にデータを記録できる技術」によって証明された、唯一無二のデジタルデータのことをNFTといいます。
旧山古志村は、2004年の中越大震災で大きな被害を受け、全村避難後に戻ってきたのは約800人。
そんな中「山古志」を守ろうと発行されたのがNishikigoiNFTです。
商品名 | Colored Crap Generative patterns “NISHIKIGOI” |
発行日 | 2021年12月14日 2022年3月9日 |
総発行数 | 約1,500 |
販売価格 | 0.03ETH |
ブロックチェーン | Ethereum |
マーケットプレイス | Opensea |
NishikigoiNFTは第1弾と第2弾の発行を終えており、今からNFTを購入したい人はOpenseaで2次流通しているものを購入することになります。
Openseaでの購入方法については後半でご紹介します。
NishikigoiNFTの特徴
NishikigoiNFTの特徴は以下の2点です。
・錦鯉
・電子住民票(デジタル住民票)
錦鯉
このNFTの大きな特徴は「錦鯉」です。
山古志で昔から行われている錦鯉産業を象徴するデザインになっています。
錦鯉は海外にも愛好家がいます。
海外から日本へ錦鯉を買いに来る人もいるほどです。
錦鯉をデジタルアートとして発行することで、日本全国はもちろん、世界へも目を向けたNFTになっています。
電子住民票(デジタル住民票)
このNFTを購入することで山古志の「デジタル村民」になることができます。
総選挙では、山古志を存続させるプランをディスカッションして、投票する事ができます。
予算執行権の一部がデジタル村民に渡されているようです。すごいですよね!
ディスコードでは、デジタル村民同士で交流できます。
デジタル村民だけではなく、リアル村民も徐々に交流を始めていて、デジタルとリアルの融合が感じられます。
NishikigoiNFTの購入方法
NishikigoiNFTを購入する方法は2つあります。
・セール期間中に購入
・Openseaで2次流通されているものを購入
冒頭でも説明しましたが、現在はセールが行われていないので、今購入したい場合は2次流通しているものを購入することになります。
※2023年8月に第3次セールが決定しました!詳細はこちらです。
今回は、2次流通しているNishikigoiNFTを購入する方法をお伝えします。
イーサリアム?メタマスク??難しそう…。と思われるかもしれませんが、
初心者の方にも分かりやすく説明するので安心してください。
購入に必要なものが全てそろっているようでしたら、すぐに購入することができます。
まだ準備が出来ていない場合は、これから簡単に手順を説明します。
詳しく説明していきます。
仮想通貨の口座を開設
仮想通貨の口座を開設します。
今はいろいろな会社があるので、好みの所で開設するといいと思います。
以下の3つの中から選ぶのがおススメです。
・開設して1,000円もらえる → ビットフライヤー
・送金手数料無料 → GMOコイン
・初心者向け → コインチェック
口座開設で1,000円相当のビットコインがもらえる!ビットフライヤーの口座開設方法はこちら。
送金手数料無料のGMOコインはこちら
初心者向けのコインチェックの口座開設方法はこちら
今回は初心者向けのコインチェックを使って説明するので、コインチェックを開設すると分かりやすいですよ。
イーサリアムを購入
NFTを購入するには仮想通貨が必要です。
仮想通貨の中でも「イーサリアム(ETH)」という仮想通貨を使用するので、イーサリアムを準備します。
口座に日本円を入金してからイーサリアムを購入します。
およそ50,000円程購入すれば大丈夫かと思います。
どうして5万円なの?
記事を書いている今のNishikigoiNFTの最安値とガス代(手数料)を合計すると45,000円程だからです。
・NishikigoiNFTの最安値:0.15ETH(約38,000円)
・手数料となるガス代:0.03ETH(約7,000円)
※今現在の価格
ガス代は日や時間帯によって上下するので、余裕を持った金額で購入します。
1 コインチェックに入金
コインチェックのウォレットから、入出金をタップし、入金をタップします。
銀行入金を選択すると振込先が表示されるので、この口座に5万円振り込みます。
2 イーサリアムを購入
入金が確認できたら「販売所」でイーサリアム(ETH)をタップし、購入をタップします。
金額を入力し「日本円でETHを購入」をタップし、確認画面で「購入」をタップします。
これでイーサリアムが購入できました!
メタマスクをDLしてウォレットを作成
メタマスクとは仮想通貨のお財布のようなものです。
メタマスク(お財布)がないとNFTを購入することができません。
購入したNFTもこのメタマスクに保管されます。
スマートフォンの方はアプリをDLしてウォレットを作成します。
※パスワード等はきちんと保管しておきます。
こちらでは簡単に説明しますので、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
1 メタマスクをDL
2 指示に従って登録を進める
アプリを開き「新規ウォレット作成」をタップする。
パスワードを作成します。
ウォレットの安全を確保を「開始」します。
リカバリーフレーズが表示されるので、順番に1.2.の数字を含めて書き留めておきます。
規約を確認したら、登録完了です。
慣れない作業で少しお疲れですか?
あと少しでNFTの購入です!
イーサリアムをメタマスクに送金
お財布にお金がないとNFTを買えないので、メタマスク(お財布)にイーサリアム(お金)を移動します。
送金には時間がかからない事がほとんどですが、早めに送金手続きを済ませましょう。
1 メタマスクのアドレスをコピーする
メタマスクを起動しウォレットの画面から、0x…のところをタップする。
自動的にコピーされるので、コインチェックの送金先に追加していきます。
2 コインチェックのウォレットを開きイーサリアムを選択後、送金ボタンをタップ
(2段階認証設定をしていない場合はここで設定する)
3 送金先を登録する
送付先の「追加/編集」をタップ後、「新規追加」をタップする。
「新規追加」をタップすると↓の画面が表示されるので、各項目入力する。
SMS認証を行って追加をタップすると完了です。
4 送金する
先ほどの画面に戻り、送金します。
送金先をタップすると先ほど登録した送金先が表示されるので選択します。
送金目的と送金金額を入力し「次へ」をタップします。
申請内容を確認し、2段階認証のコードを入力したら「申込みを確定する」をタップします。
メタマスクへイーサリアムを送金できました!
5分ほどするとメタマスクにイーサリアムが送金されていることが確認できます。
タイミングによっては時間がかかるので、少し待ってから確認してみてください。
OpenseaでNFTを購入
NishikigoiNFTの公式サイトにアクセスします。
一番上の「MINT NOW」をタップします。
ページ下部に飛ぶので、どちらかのNFTの「JUMP TO MINT PAGE」をタップします。
「CONNECT WALLET」or「USE METAMASK」と出てくるので「USE METAMASK」をタップする。
(「CONNECT WALLET」しか出てこない場合は「CONNECT WALLET」をタップする)
「METAMASK」と「WALLETCONNECT」が出てくるのでMETAMASKをタップする。
(「WALLETCONNECT」しか出ない場合は「WALLETCONNECT」をタップしてメタマスクを選ぶ)
メタマスクのアプリが起動してアカウントの接続が出るので「接続」をタップ
NFTのページに戻り「USE METAMSK 」をタップ
メタマスクが起動するので、ここで「VIEW ON OPENSEA」をタップします。
OPENSEAのNFT販売ページに飛ぶので、ここで好みのNFTを選び、タップします。
NFT詳細画面に青色の「Buy now」が出ていれば、すぐに購入することができます。
「Buy now」をタップすると署名を求められるのでタップし、署名します(「Accept and sign」の場合もある)
再び該当のNFTページになるので「Buy now」をタップします。
「Connect your wallet」と出てきたら「MetaMask」をタップし、署名します。
(画像同じなので省きます)
NFTとガス代の合計額が表示されるので「確認」をタップしたら購入完了です!
NishikigoiNFTで稼ぐ方法
デジタル村民になりたい方は、ずっと保有しているのが正解ですが、
ちょっと興味があって買ってみたけどいらないかも…。という方や、
注目されて価格が高騰するなら売って利益を得たい!という人は、
NishikigoiNFTを売却して稼ぐのもありだと思います。
先ほどOpenseaでの購入方法をご紹介した中でも、当初の販売価格は0.03ETHだったものが0.15ETHと5倍にも価格が跳ね上がっています。
日本円にして約7,700円が約38,000円になっている計算です。
安くNFTを購入して価値が高まったところで手放すと、その分の利益を得ることができます。
NishikigoiNFTを売却する方法
OpenseaにNFTを出品することで売却できます。
1 Openseaのサイトへアクセス
メタマスクのアプリから「ブラウザ」をタップし、
検索窓にOpenSeaのアドレス「https://opensea.io」を入力して検索
2 ウォレットと接続
左上の三本線をタップします。
下にスクロールし「Connect wallet」をタップして「MetaMask」をタップして接続します。
※「Language」で日本語表示モードに切り替えます(以下日本語モードでの表示案内で説明します)
3 アカウントからプロフィールを表示する
三本線のメニュー画面に「アカウント」が表示されるのでタップし「プロフィール」を表示します。
4 NFTを選ぶ
「収集済み」の中から売却したいNFTを選び、タップします。
5 売却する
「Sell」になっていることを確認して「1件のアイテムを出品」をタップします。
金額を入力し、販売期間を設定したら「リスティングの掲載を完了」をタップします。
手数料等の確認が表示されるので「確認」をタップした後「署名」をタップします。
これで出品完了です!
売却成功すると連絡が来ます。
もし出品をキャンセルしたい場合は、
出品しているNFTページの「リスティング」から「キャンセル」をタップし、署名・確認すれば出品を取り消すことができます。
これで出品が取り消されました。
NishikigoiNFTの将来性・メリット・デメリット
NishikigoiNFTの将来性ってどうなの?
購入のメリット・デメリットはある?と感じている方に解説していきます。
国を挙げて取り組んでいる
「地方創生×Web3.0」
というものが今注目されていて、国でも山古志の取り組みを紹介しています。
また、国は「デジタル田園都市国家構想」と題し、デジタルの力で地方活性化を加速させる取り組みを行っています。
国が地方のデジタル化を推し進めているので、今後ますます各地での取り組みが活発になり、注目を浴びることになりそうです。
山古志には、各地方から取り組みについての問い合わせも来ているようなので、ほかの地方でも同じような事例が出てくる可能性もあります。
テレビで放送されている
山古志の取り組みはNHKや民放で取材され、放送されています。
テレビの影響力はすごいです。
ダイエットや話題のスポットがテレビで紹介されるとたちまち話題になりますよね。
山古志の取り組みがテレビで放送されると「NFT」という言葉すら知らなかった人が興味をもつきっかけになり、注目される可能性が高いです。
購入したい人が増えると価格が上がることもあり、将来性はありそうです。
メリット・デメリット
私が考えるこのNFTのメリットとデメリットを紹介します。
このNFTの魅力は山古志の地域づくりに参加できる点だと思います。
実際に住んでいる市町村であっても「地域づくり」に携わる機会は少ないですが、
離れた場所にある村の地域づくりを一緒になって考えることができるのは貴重な経験と言えます。
そしてなにより、この錦鯉のイラストはどれも魅力的なので、このイラストを自身のコレクションにするために購入するのもありだと思っています。
ほかのNFTにも言えますが、購入時より価格が下がることは大いにあり得ます。
NishikigoiNFTに興味があって購入したのであれば、購入額より価格が下がっても気にならないかもしれませんが、
利益を狙って購入すると、価格が上がらず、下落するとストレスになってしまいます…。
始めて購入する方は特に、興味がある・アートが好きだというきっかけで購入したけれど、利益が出たら手放してもいいかな…。と思うくらいがちょうど良いと思います。
それともうひとつ、
「NFT」という存在がまだ浸透しておらず、いつまで続くものなのか、これから普遍的な存在になるのか、それとも無くなってしまうものなのか…
ハッキリとわかっている人はいません。
そのため、確実なものがほしい人には向いていないかもしれません。
しかしNFTは次々に新しい作品が出てきていますし、世界的に見ても活発です。
新しいものは毎回批判されながら徐々に馴染んでいくので、少しチャレンジしてみたい・興味がある人は、みんなより先に一歩踏み出してみるのがいいと思います。
山古志村のメタバースって何?
インターネット上の仮想空間のこと
仮想空間で自分の分身(アバター)を動かしてほかの人と交流できる場所
山古志村ではclusterというアプリを通じてメタバースで過ごせます。
デジタル村民同士や、デジタル村民以外の山古志に興味を持った人と交流できます。
自身のアバターを山古志で採れた「大根」にすることもできるようです。
リアルの山古志でのイベントをメタバースと同時並行したり、中継のように現地の様子が見られるイベントを行っている時もあるようです。
気になる方は事前にclusterへ登録してみてはいかがでしょうか。
また、メタバースとは異なりますが、ディスコードでデジタル村民やリアル村民同士の交流ができるようなので、気になる方はチェックしてみてください。
\clusterアプリはこちら/
\NishikigoiNFTのディスコードはこちら/
他の自治体のNFTやデジタル住民票は?
自治体からNFTを発行する動きはたくさん出てきています。
なかでも「ふるさと納税」の返礼品にNFTを採用する自治体は50を超える見込みになっているようです。
2022年に北海道余市町でスタートし、多くの自治体へと展開されています。
2023年5月にはふるさと納税の返礼品NFTに特化したサイトも公開される予定で、
ますます地方でのNFT活用が後押しされそうです。
2023年4月には山形県西川町が「デジタル住民票付きNFT」を販売しました。
発行数1,000のところ、13,000を超える応募があり、13倍以上の倍率での抽選となりました。
西川町のデジタル住民票についてはこちらの記事で触れているので、興味がある方は読んでみてください。
まとめ
NishikigoiNFTについてわかりましたか?
仮想通貨が必要であったり、メタマスクを用意したりと手順が多いと思われるかもしれませんが、
手順通りに進めていけば簡単に購入することができます。
山古志のデジタル村民として地域づくりに携わるのも楽しそうですよね。
NishikigoiNFTの購入をきっかけに、ほかのNFTの購入や売却にチャレンジしてみるのもいいと思います。
NFTデビューのきっかけになれたら幸いです。
!!最新情報!!
2023年8月10日時点での最新情報です!
NishikigoiNFTでは、3rdセールの開催が決定しました!
アーティストとNFT作品が開示されました!
アーティストはykxotkxさんです。
新しいウェブサイトはこちらです。
価格や販売日はこちらです。
Nishikigoi NFTホルダー | 2023年8月16日 |
ALホルダー | 2023年8月16日 |
一般販売 | 2023年8月24日 |
【販売価格】
Nishikigoi NFTホルダー | 0.01ETH |
ALホルダー | 0.025ETH |
一般販売 | 0.03ETH |
※NishikigoiNFTホルダーは7月23日時点で確定しているとのことなので、今からホルダーになりたい方は一般販売を待つしかなさそうです。
3rdセールの詳細はこちらの記事で紹介しています!
最新情報はツイッターやディスコードで公開されています。
気になる方はチェックしてください。
以上最新情報でした!
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